今年の活動について 須崎武男
今年は書籍発行のための助成が受けられることになりました。そのため、2月の書籍発行をめざして活動していきます。今まで以上に活動内容が増えると思います。ご協力よろしくお願いします。
1.秩父イワナ生息釣査・分類
生息調査を継続し、より正確なイワナマップの作成 をめざす。まだ調査がされていない水域を中心に行っていく。
*入川、大洞川上流等の調査も行っていく。
DNA鑑定のためのサンプリング
水産試験場で分析を行うようであれば積極的に協 力する。
2.秩父イワナ保護啓発活動
イワナ保護啓発ポスターや新聞雑誌、ホームペー ジなどを通して推進する。水産試験場、大滝村、漁 協とも連携をとり進めていく。他団体への協力要請 も行っていく。
*入川上流の秩父イワナ保護について、漁協とも 話し合い対策を考えていく。
3.秩父イワナ放流活動
稚魚放流の実施(大滝村入川観光釣り場上流・横 瀬川国際マス釣り場上流を中心とする)
*漁協にも働きかけ共同放流とする。
4.孵化率を高めるための方策を工夫する。
昨年、群馬県の水産試験場に行き、授精率が悪い のは、水温が高いことに原因があるのではないか とのご指導をいただいた。そこで、今年は水温を下 げる工夫も行い授精率の向上をめざす。
・水温を下げるための工夫をする。
・自動給餌機(魚の給餌行動により餌が落ちる)の 製作。
・水性菌の発生を抑える工夫。
・成魚の捕獲(50匹程度)による採卵、孵化
5.会誌の発行
一年の活動を冊子にまとめる。
*活動の記録を冊子にまとめ残しておく。
6.秩父イワナ保護を啓発のための書籍を発行する。
助成金を活用し、保護啓発活動の一環として、秩父 イワナの紹介をした冊子の作成をする。
*配布先は、秩父郡市内、小中高校などとする。 |
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お
知
ら
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稚魚放流のお知らせ
日時 4月18日(日) 午前10時より
集合場所 生川の飼育池
内容 午前 池の整備
臨時総会(書籍発行について)
午後 稚魚放流 大滝方面
運搬用水槽(ブクブク付)がありましたら
用意して下さい。
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荒川水系渓流保存会総会開催される |
2月22日(日)午後1時より、秩父市内の福祉婦人会館会議室にて総会が開催された。
県内各地や東京などから集まった会員により、熱心に議事が討議された。
議事の進行は会長が行い、1)事業報告・飼育関係
・調査啓発活動 2)会計報告 3)役員の承認 4)事業計画 5)予算計画 6)会則 7)その他について話し合われた。
その後、勉強会及び意見交換会が行われ、○DNA鑑定について:石川さん ○DVD視聴解説:吉瀬さん: ○調査報告:各会員などの発表・意見交換が行われた。 |
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