2003年度の総会が2月9日(日)午後1時より、秩父福祉婦人会館で行われました。
総会は須崎会長の開会の挨拶で始まりました。続いて自己紹介が行われ、秩父地方のみならず、東京都や埼玉県内各市から集まっていただいたことが分かりました。近年は秩父地方以外の方の参加が目立つように感じられます。秩父を発信地とする「在来イワナの保護」の輪が広がっていくのを実感しました。
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須崎会長 |
議事に入り、昨年度の報告と今年度の計画審議が行われました。
昨年度の報告では、「秩父イワナの保護」に関して秩父漁協や大滝村役場を訪問し、要望書を提出して理解とご協力のお願いを続けていること、4月には初めて秩父イワナ稚魚の放流を行い、多くの新聞に紹介されたこと、また、秩父イワナの調査に加え、大滝源流部での監視活動や自然観察会への参加、イワナのDNA調査等、活動の内容に幅がでてきたことが分かりました。
今年度の計画では、秩父イワナの保護活動をさらに推進し、生息調査では未調査水域を中心に行い、「イワナマップ」CDに追加していくこと、発眼率を高められるよう努力すること、稚魚放流を行い、放流魚の追跡調査を実施していくこと、その他、勉強会や親睦会を実施し、会員相互の意志疎通を図りながら活動していくことになりました。
長時間にわたる審議にもかかわらず、スムーズに議事進行が進みましたことに感謝いたします。
最後に記念撮影をして解散となりました。

参加したみなさん |
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