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台風6号の影響
(2002年7月13日、14日)
<7月13日>
7月11日未明に台風6号が関東をかすめて通過しました。風はあまり強くなかったのですが、大量の雨を降らせました。11日の夕方に須崎さんが池の様子を見に行こうとしたら、池までの道が土砂の流出により通行止めになっていて確認できませんでした。
今日(13日)は浦山川でのイワナ釣査を行う日でしたが午前中で終了し、池に向かうとその道路は復旧工事が終了していて無事に池に着くことができました。と、ここまでは良かったのですが、2つの取水口のうち下流の取水口(親魚の池用)からの水が止まっていたので様子を見に行くと、下の写真の通りで悲惨な状態でした。取り敢えず土砂の撤去作業を始めましたが、暫くすると雨が降り出したため中断し、明日応援者を呼んで続きをすることにしました。明日も天気が気になるのですが、応急処置だけでもできればと思います。
(写真をクリックすると
拡大写真
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取水口は壊滅状態
ゴミ除けのネットとメインのパイプは
流され、予備のパイプ(右)は運良く
5m下流の石に引っかかっていました
途中のタンクは土砂で埋まってました
<7月14日>
前夜に電話やEメールで復旧工事をお願いしたところ、7名の方に集まっていただくことができました。急なお願いにも関わらず集まっていただいた方々には感謝いたします。
9時に集合し、取り入れ口のパイプ修理とタンクの砂利を出す2班に分かれ、作業を開始しました。
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取り入れ口
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パイプを埋めている石や砂利を撤去し、破損したパイプを予備のパイプでつなぎました。ゴミ除けのネットは池の脇まで流されているのを守屋さんが拾って下さっていましたが、枠の金具は大きく変形し、ステンレスのネットも破けていて再利用はできそうもありません。今日は枠の歪みをできるだけ直して、応急的に使用しました。
石や砂利を撤去した後、パイプを復旧中。
変形したネットと新しいパイプは、タンクから出した砂利で作った土嚢で押さえました。
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タンク
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砂利を取りだし、タンクに入るパイプを変更しました。今まではパイプを直接タンクに入れていたため、上流から流れてきた砂利はそのままタンクに溜まってしまいました。そこで、編み目になったパイプをタンクの上を通過するように設置し、水は編み目から落ち、砂利はパイプを通過してタンクの外に落ちるようにしたのです。編み目より小さい砂は水と一緒にタンクに入ってしまいますが、今までに比べれば改善されると思います。
パイプの編み目から落ちる水
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配管
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大変だったのは、タンクから池までの配管の詰まりを取り除く作業でした。
取り入れ口とタンクの復旧が終わったところで水が流れるか確認しましたが、残念ながらというか、やはりというか、ほんの少し流れるだけでした(右下の写真参照)。
その後は詰まっている場所を探すのが大変でした。池に近いジョイント部から細いパイプを入れ、詰まっている場所を探しました。
タンクから最初のジョイントを外し、
中の砂利を撤去 → 違うな〜
昨年詰まっていたジョイント部を確認
→ ここでもないぞ!
「このへんじゃぁないか?」と、道路を
掘り始める → ダメだ−
池に近いジョイント部から一回り細い
パイプで探ってみる
砂利がポロポロ流れ出した後に、待望
の水が勢いよく出てきました。やったー!
出口の様子
チョロチョロ 完了後
作業が終わったのは午後5時近くでした。みなさんお疲れ様でした。
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