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 秩父イワナの採卵 (2001年11月4日)

 飼育している秩父イワナの採卵を行いました。10月28日に続いて今年2回目です。
(10月28日の採卵作業は、翌29日の朝日新聞朝刊、埼玉版に掲載されました。後日掲載します)
池の周りの山々は紅葉のシーズンを迎え、武甲山への登山客も寒さを防ぐ服装になってきました。
今日は良い晴天に恵まれましたが、水温は11℃と冷たく、風が強ったため、池のオス・メス選別作業では、暫くすると手の感覚が無くなる程の辛い作業となりました。

 3年魚は40cmを超えるまでに成長し、卵もその分たくさん採れました。
大村さんは、今日が初めての秩父イワナの採卵作業でしたが、事業部長の関口さんや経験者から作業要領を教えてもらい、初めはちょっと緊張した面もちでしたが、次第に楽しそうに一通りの作業を行い、採卵作業に自信がついた様子でした。今日の作業は3時間程で完了しました。

 今年は2回の採卵で、約80尾から合計約8万粒の卵が採れました。

 今後は検卵作業になりますが、孵化までは特にこれといった作業はなく、死んだ卵の除去と、給水パイプの詰まり等で水を絶やさないように、水の管理に注意していきたいと思います。
順調に行けば11月末に発眼し、12月中旬には孵化すると思います。元気に育って欲しいものです。

   (写真をクリックすると拡大写真になります。 ブラウザの「戻る」で戻って下さい)

秩父イワナの4年魚
上:オス 下:メス

卵が滝のように出てきました

精子をかけて受精


黄金色に輝く秩父イワナの卵。
受精前の汚れた卵を除去中

採卵に参加した保存会のみなさん
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