ところが、準備が始まっていきなりのアクシデント!。飼育小屋から道具を出していたジュンちゃんが、「イテー! 刺されたー!」と叫んで走って逃げ出したのです。様子を聞くと背中の肩胛骨あたりを刺されたようでした。 須崎さんが「早く毒を吸ってやれ」と言うのですが、誰も動きません。そりゃぁ男の背中に吸い付くなんて嫌だよナ〜。でもそんなことは言ってられない、ここは友人である横手しかいないなと覚悟(?)してジュンちゃんの背中を見ました。小さな黒い点があるだけで特に変化なし。指で黒い点に向かって絞るように押さえて毒を吸い出し、仕上げは新井さんがヘビイチゴと焼酎などで作った秘伝(?)の腫れ止めを塗り、応急処置を終えました。 今までは近くを歩いているだけでは攻撃してこなかったのに、今日突然刺してきたのは「巣の撤去」を察知したのか?。そんなことはないですよね。ハチは天敵の熊から巣を守るために、黒い熊に襲いかかるという話を聞いたことがあります。ジュンちゃんが濃紺のTシャツを着ていたのが原因だったようです。
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