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 スズメバチの巣を撤去 (2001年8月5日)
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 飼育池の脇にあるあずまやに、スズメバチが巣を作りました。
そこは以前にも巣を作った跡があり、ハチにとっては巣を作る理想の場所なのかもしれません。しかし、われわれには目の上のたんこぶ。早く撤去しないと飼育作業に影響してきます。
 会長の須崎さん、副会長の新井さん、ジュンちゃん(長谷川さん)と横手の4人が集まり、撤去することになりました。
ところが、準備が始まっていきなりのアクシデント!。飼育小屋から道具を出していたジュンちゃんが、「イテー! 刺されたー!」と叫んで走って逃げ出したのです。様子を聞くと背中の肩胛骨あたりを刺されたようでした。
 須崎さんが「早く毒を吸ってやれ」と言うのですが、誰も動きません。そりゃぁ男の背中に吸い付くなんて嫌だよナ〜。でもそんなことは言ってられない、ここは友人である横手しかいないなと覚悟(?)してジュンちゃんの背中を見ました。小さな黒い点があるだけで特に変化なし。指で黒い点に向かって絞るように押さえて毒を吸い出し、仕上げは新井さんがヘビイチゴと焼酎などで作った秘伝(?)の腫れ止めを塗り、応急処置を終えました。
 今までは近くを歩いているだけでは攻撃してこなかったのに、今日突然刺してきたのは「巣の撤去」を察知したのか?。そんなことはないですよね。ハチは天敵の熊から巣を守るために、黒い熊に襲いかかるという話を聞いたことがあります。ジュンちゃんが濃紺のTシャツを着ていたのが原因だったようです。
 トラブルが一段落したところで撤去作業の準備に戻り、新井さんがフルフェイスのヘルメットにジャンパーを2枚重ね着し、足下はウエーダーで装備して、いざ突撃!
先ずは煙幕攻撃をしました。
 ハチが弱ったところで、ネットを使って巣を削り取ったのですが、暑さでヘルメットの内側が曇ってしまい、よく見えない状態だったので少し残ってしまいました。
 真夏にこの装備ですから長時間は耐えられず、須崎さんに選手交代し残りの撤去を完了。

直径20cm程になった巣

幼虫がぎっしり

ダウンしたハチ
 ジュンちゃんは当然遙か遠くへ退避。横手もハチを避けて遠くから撮影。須崎さん、新井さん、お疲れさまでした。


 ジュンちゃんの刺された跡ですが、痛みは半日残ったものの腫れは殆ど無く、チューチュー治療と秘伝の薬が功を奏したようです。みなさんもハチには気を付けましょう。


撤去したハチの巣を前に
一息する須崎さん(右)と新井さん
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