メニュー  トップページ l 活動報告のメニューへ戻る l   l <前へ l 次へ> l
 水取り入れ口と排水パイプの修理 (2002年11月16日)

 上の水取り入れ口を修理しました。ここは飼育池のメインとなる水源です。飼育池から生川(うぶかわ)を500m程上った所にあります。
 これから冬に向かい、生川の水量が減ると採卵した卵はもとより、成魚も危険な状態になります。今までは堰堤の穴にパイプを差し込み、土嚢で水漏れを止めていました。しかし、土嚢袋は破れて貴重な水が漏れしまいます。今回は堰堤の穴にU字型に木の角材をはめ込み、外からパイプを通す穴を明けた板を下側2/3まで被せることで、水漏れを少なくすることができました。
 また、上から落ちてくる水も、上側1/3空いている所から穴の中に入るように工夫しました。ネットを張ることで枯れ葉などのゴミは入らないようにしてあります。もともとしみ込んだ水だけを集めていたのですが、流れている水も利用することで安定して供給できるようになると思います。
 今回の材料は、須崎さんが下見をして加工した物を準備して下さったので、現場での作業は楽でした。ありがとうございました。


水漏れ対策完了。
作業中は落ちてくる水の位置を
左右にずらしました。

作業完了後、水が穴の位置に
来るように戻しました。


 下の池の排水パイプが詰まり、水があふれ出しそうになっていたので、ジョイントを外したらゴミが詰まっていました。採卵を終えてから池の掃除をしたときに、池の底に溜まったゴミを流したのが詰まってしまったようです。須崎さんと厚目さんに、除去作業を手際よく行ってもらいました。

メニュー  トップページ l 活動報告のメニューへ戻る l   l <前へ l 次へ> l