メニュー  トップページ l 活動報告のメニューへ戻る l   l <前へ l 次へ> l
 釣り大会(再) (1999年8月8日)

 去る7月10日(日)に雨天で延期になった「釣り大会」の実施日が来た。集合時間を30分も過ぎた9時30分になるというのに4人しか集まらない。これ以上待っていると11時の釣り大会に間に合わなくなるので、4人で準備を始めることになった。

 先ずは生け簀の清掃。 須崎さんと新井さんがウェーダーを履いて池に入る。すると須崎さんが「冷てー」と叫んだ。ウェーダーに穴があいているようだ。しかし他にウエーダーはないので、我慢して作業して貰った。底に溜まったヘドロをホースで吸い取り、歩き回ってもゴミが舞い上がらなくなった。

 次はニジマスと、イワナ・ヤマメの雄雌の選別。池の隅に魚を追い込み、網ですくって1尾づつ確認する。ニジマスは今日の釣り大会用にカゴに確保し、イワナ・ヤマメは雄と雌に分ける。須崎さんと新井さんが手際よく仕分けていく。
「これはオカマだな」と新井さんが言った。 魚にもオカマがいるのか? (銀毛ヤマメのことだった)

   (写真をクリックすると拡大写真になります。 ブラウザの「戻る」で戻って下さい)

雄雌の選別をする
須崎さん(右)と新井さん

雄雌の選別

選別中の秩父イワナ
 1年魚だが大きいものは30cm近くに育っている。エサが豊富なので、天然魚より驚くほど育ちが早い。
イワナは尻ヒレや腹がオレンジ色に染まり、天然魚に近い容姿をしていた。


秩父イワナ

秩父イワナ
 ニジマスは全て拾い出された。
釣り大会の会場は少し下流のなので、参加者が集まっているか確認に行ったが、その付近にいたのは関係ない人たちばかりだった。
 今日の「釣り大会の主役」のはずだったニジマスは、参加者が全く来ないので出番なし。結局ここの釣り堀(武甲ます釣り場)で買い取って貰った。

ニジマスは ちょうど100尾だった
選別作業が終了した下の池。
左側緑の仕切奥に雄。
右手前の群はヤマメの雌とイワナ
 この後、雄のエリアには日照時間が長くなったと思わせるために蛍光灯を設置し、24時間照明を当てるための作業を行った。

 作業が完了したのは午後3時になろうかという頃。昼飯どころか休憩もとらずによく頑張ったものだ。(殆ど須崎さんと新井さんの2人で行ったのだが・・)
これで採卵のための準備ができたので、あとは秋がくるのを待つばかりだ。


メニュー  トップページ l 活動報告のメニューへ戻る l   l <前へ l 次へ> l