去る7月10日(日)に雨天で延期になった「釣り大会」の実施日が来た。集合時間を30分も過ぎた9時30分になるというのに4人しか集まらない。これ以上待っていると11時の釣り大会に間に合わなくなるので、4人で準備を始めることになった。 先ずは生け簀の清掃。 須崎さんと新井さんがウェーダーを履いて池に入る。すると須崎さんが「冷てー」と叫んだ。ウェーダーに穴があいているようだ。しかし他にウエーダーはないので、我慢して作業して貰った。底に溜まったヘドロをホースで吸い取り、歩き回ってもゴミが舞い上がらなくなった。 次はニジマスと、イワナ・ヤマメの雄雌の選別。池の隅に魚を追い込み、網ですくって1尾づつ確認する。ニジマスは今日の釣り大会用にカゴに確保し、イワナ・ヤマメは雄と雌に分ける。須崎さんと新井さんが手際よく仕分けていく。 「これはオカマだな」と新井さんが言った。 魚にもオカマがいるのか? (銀毛ヤマメのことだった)
イワナは尻ヒレや腹がオレンジ色に染まり、天然魚に近い容姿をしていた。
釣り大会の会場は少し下流のなので、参加者が集まっているか確認に行ったが、その付近にいたのは関係ない人たちばかりだった。 今日の「釣り大会の主役」のはずだったニジマスは、参加者が全く来ないので出番なし。結局ここの釣り堀(武甲ます釣り場)で買い取って貰った。
作業が完了したのは午後3時になろうかという頃。昼飯どころか休憩もとらずによく頑張ったものだ。(殆ど須崎さんと新井さんの2人で行ったのだが・・) これで採卵のための準備ができたので、あとは秋がくるのを待つばかりだ。
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