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2019秩父イワナ調査B  (2019年8月17-18日)


 今年の奥秩父は雨が多く6月の入川調査が延期になった他、会員有志による各渓の調査でも午後は決まった様に雨が降り山全体が湿気を帯びた状態が続いています。今回の調査も実施出来るか微妙でしたが何とか実行、参加者は4名です。大洞川源流部へはここ数年沢通しで入渓していましたが今回は本流に日帰りの先行者があった為久しぶりに山ルートを辿って源流部迄直行、急峻な踏み跡は不明瞭で崩落個所も多いので特に重荷を背負っての通過は十分な注意が必要です。
 いつものテン場に幕営地を置き本流奥域を調査し初日を終了、流木を集めながら戻ります。8月とはいえ渓中の夜は冷え込むので焚火は不可欠です。ぐっしょり濡れた薪も手慣れた手順で火をつけ落ち着いた所で開宴、心配した雨も降らず無事就寝しました。二日目は支流を調査しましたが、終了後テン場に戻る途中で雨が降り出し本降りになってしまったので沢下降は諦め、手早く昼食と撤収を済ませて来た時と同じ山ルートで帰りました。途中ガスで視界が遮られ樹林帯は暗くなりましたが迷う事無く無事下山、長丁場の二日間を終了しました。参加された皆さんお疲れ様でした。

尚、関根会長からのメール連絡にもあった様に今春、宮崎大学の魚類学者の方より秩父イワナの遺伝子採取の協力要請があり現在会長を中心に会員有志で主な河川のサンプル採取を進めています。今回の調査でも採取作業を実施しており、詳細については後日報告の予定です。


     


初日の朝は晴れていたが・・・・
 

踏み跡ルートに突入
   
 
 

山ルートはこんな所も通過
 

要注意箇所は無数にあります
 

秩父イワナ調査中@
 

秩父イワナ調査中A
   

 
濡れた薪でつけた焚火で濡れ物を乾かす
 
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