滝川水系にて今年初めての渓中泊調査を実施しました。この谷は中程に50mの大滝が在り秩父でも難易度の高い処ですが4名の参加者の内渓泊初参加のTさんも80gのザックを担いで完全遡行し頼もしい限りです。入渓者が多い谷なので予想はしていましたが魚影は薄く型も今一つでイワナにとっては厳しい状況でした。強行すれば日帰りも可能な谷なのでテン場には早くに着いてしまい各人手際良く寝床の準備や薪集めを済ませて早速半年ぶりの焚火宴会です。メニューは定番の天ぷら、ゴーヤチャンプルにイモモチ、モツ煮と盛り沢山で堪能できました。やはりこの季節夜は冷え込み焚火の有り難さが身に染みました。翌日は遡行に専念し次々現れる滝やゴルジュを慎重に通過し稜線に到着。天候が怪しくなる中登山道を軽快に駆け下り何とか本降り前に終了。参加された皆さんお疲れ様でした。