年間計画の大洞川源流調査を実施しました。ここ数年林道ゲートは閉じられ施錠されたままで道路も荒れ放題、整備される見込みは無さそうです。谷の状態は昨年と大きく変わってはいませんが、倒木が流されて多少歩きやすくなった反面、瀞が深くなった場所があり1箇所泳ぐか巻きが必要です。又、著名な悪場の高巻きルートは崩れたままでゴルジュ内部に降りるのは昨年同様ですが、出口部分の残置ロープが切れていて難度が上がりました。源流部には夏休み後なのでビバーク跡が5〜6箇所ありイワナもスレ気味でした。入山日は心配していた雨も無く焚火を囲んだ一夜は快適でしたが、2日目は朝から雨で午前中の調査〜帰着迄降ったり止んだりでした。帰路は下の山道ルートを使いましたが昨年と比べ崩壊が進み危険を感じる場所も2〜3箇所ありました。利用には十分注意が必要と思います。下山に思いのほか時間を要し日没寸前に車止めに戻る始末。参加されたみなさんお疲れ様でした。