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2014 秩父イワナ調査B (2014年8月30〜31日)


順延となっていた大洞川源流の調査を実施しました。今回の主な目的は秩父イワナの生息状況に加え今春の大雪に伴う雪崩の影響確認、支谷源流部にある大滝への到達、山道ルートの状況確認です。
2名での調査となりましたがほぼ目的を達成できました。まず谷の様子ですが結構な太さの樹木が大量に根こそぎ流され谷を塞いでいる倒木帯が数か所見られました。周囲は山肌が剥き出しになりすっかり明るくなって秩父とは思えない景観です。驚いたのは中流部の名物滝の様子でなんと殆ど土砂で埋まっていました。越えるのに苦労する姿が踊っているように見えるという左壁が一跨ぎで上がれ増水の凄まじさ(常識外の雪シロ?)を物語っています。幸い此れより上流に大きな変化は無くいつものテン場も快適でした。出発時には降っていた雨もいつの間にか止み焚火もいつも通り出来快適な一夜を過ごせました。2日目も天気はもちそうだったので支谷奥域を目指します。テンカラで飛ばしながら何箇所かある悪場を通過し魚止めを越えた最源流にある滝に数回のチャレンジを経て到達できました。奥秩父髄一と謂われる大滝は一直線に落下し見事な美瀑でしばし時間を忘れて佇みました。帰路は下の山道ルートを通りましたが案外良く踏まれており途中で上の道と合流して山の神に至ります。鹿の楽園〜恐竜の背を経て林道に出、車に戻ると夕方になっていました。長丁場お疲れ様でした。



山肌が剥き出しになってしまった谷筋



倒木で埋まった谷

藪漕ぎならぬ樹木漕ぎ
 

 すっかり埋まった滝に愕然


 ←昨年まではこの様な姿だったのに・・・・・


快適なテン場


和む焚火

 
魚止めを越えた奥域にある大滝遠いです。



久しぶりの山の神に無事を感謝


いつ通っても素晴らしい原生林

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