滝川流域にて年間予定の第2回秩父イワナ調査を実施しました。今回は須崎会長も参加され総勢4人での調査です。6月初めに梅雨入りしてから長雨が続き各河川は増水している為、天候の見極めも含め前日迄様子をみて実行を判断しました。幸運にも2日間とも天候に恵まれ朝夕の雷雨も全く無く快適な一時を過ごす事が出来ました。テン場までの所要時間は約4時間の行程、ハルゼミが賑やかな山道をのんびり歩いて目的地に向かいます。このルートは途中から道は無く勘を頼りに進むしかありませんが迷う事無く到着、タープ設営や薪集めを手早く済ませ上下2組に別れて調査を開始します。本日はテンカラへの反応は芳しくなくエサ釣りに軍配があがりました。相変わらず白斑イワナが多い谷でうんざりしますが時々在来種に近い綺麗な魚も釣れ『元気に子孫を増やしてくれ』と願ってリリース。夕刻に全員合流し、知人に頼まれていた試験研究用のサンショウウオのサンプルを採集した後テン場に戻り、焚火をつけてから渓水で冷やしておいたビールで乾杯し宴会の始まりです。ツマミは鉄板定番関根さんのテンプラと会長特製のホテイチクと鶏肉、自家製野菜の煮物2品をメインにチーズ、豆、チョコレート、いかくん等の乾き物多数。酒は各人果実酒等を持ち寄り誰のが美味いとかワイワイ言いながら飲み比べです。盛大な焚火を囲んでの宴会は何度やっても楽しくいつの間にか夜は更けていくのでした・・・・・・・。翌日は珍しく全員が早起きし朝食後昨日入っていない所を調査しました。驚いた事に6月半ばというのに残雪が3箇所ありました。鹿の死骸も数体あり豪雪を物語っています。イワナの活性は昨日よりは高くテンカラにも何尾か出て堪能できたので早々に納竿しテン場に戻って荷物を整理し焚火の後始末をして帰路に着きました。参加されたみなさんお疲れ様でした。