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2011 秩父調査C  (2011年9月10-11日)
今年も禁漁まで20日ほどとなり、渓には秋の気配が感じられる季節となりました。3人の会員参加により入川流域にて今年4回目の秩父イワナ生息調査を行いました。今回は9月初旬に各地に甚大な被害をもたらし、当会の飼育池も大きなダメージを受けた台風12号の影響が秩父の山谷にどの程度あったのかを確認する事を主な目的としました。調査範囲では大きな山抜けが新たに起こった場所も無く、山道にも大きな被害はありませんでしたが、台風通過から1週間が過ぎたと言うのに沢はまるで雪シロの様な大増水で今回の降水量が如何に多かったのかを実感しました。標高1400mでの沢中泊は夜になると気温も低下し吐く息も白くなりシーズンの終了が迫っている事を実感しました。イワナ達の機嫌は今一つでしたが増水にも流されず無事であるを確認できました。このまま元気に産卵の季節を迎えてくれればと思います。
参加された皆さん長丁場になりましたがお疲れ様でした。


廃道をやっと尾根に上がりました。キツかった・・・


奥域の滝

原生林の中の快適なテン場

増水で白泡が立つ源流部
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