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 受精卵の様子―検卵 (2007年12月16日)
今年も残すところ後半月程になりました。久しぶりですが飼育池と受精卵の様子を報告します。
池への林道は相変わらず崩壊したままで通行止めとなっています。崩壊箇所が落ち着いた為か歩き易いようにステップが切ってあり手摺り代わり?の杭が打ち込んで有りました。上部の法面は何時崩れてもおかしくない状況なので通過には注意が必要と思います。
周囲の木々はすっかり落葉し冬の姿になっています。先月採卵した受精卵は順調に生育しています。特に2年魚から採取したものは卵が小さく上手く受精しているか心配でしたが 発眼したものが見られるようになり一安心です。このまま順調にいけば今月末には孵化するでしょうか。今年は全体的に遅れ気味なのでもう少し後になるかも知れません。


崩壊地点にはステップが切られ杭が打ってあります。
通過は十分注意すべきです。



林道側から見た池の様子。冬枯れで視界が良くなりました。




孵化盆に入った卵の様子。水生菌が出ています。(2年魚)

特製のピンセットで水生菌を取り除きます。




取り除いた水生菌と死卵。正常な卵を戻す為再度検卵します。


再検卵して残った卵。発眼しているものもあり、
血管が見られるものも有ります。
(拡大画像有)



こちらはK沢から採捕した魚から世代を経た卵。大切な卵です。
こちらの生育も順調で発眼卵も見られます。
(拡大画像有)



孵化盆の様子。卵数が少ないのが残念


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