9月16日〜17日、5名の会員の方に参加により、大洞川方面の秩父イワナ生息調査を行いました。今回の調査は先の台風9号の被害状況を確認する事も目的としました。大洞林道は崩壊が激しく至る所で土砂崩れが起き、道路が陥没してしまった場所もありました。現在通行止めとなっていますが復旧にはかなりの時間を要すると感じました。渓の様子ですが物凄い変わりようで一見他の谷と勘違いする程です。全体が土砂に埋まりチャラ瀬の1本川となってしまいました。源流部はさすがにそこまで酷くはありませんでしたが、大量の流倒木が渓を埋めており今回の台風の被害の大きさを物語っています。回復には数年を要すると思われます。自然の猛威をまざまざと見せ付けられた調査となりましたが、それでも渓中で焚き火を囲んで和やかな1夜を過すことが出来有意義な調査となりました。参加いただいた皆様お疲れ様でした。 |