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 池作業(採卵準備) (2006年10月29日)
 
飼育池の周囲もすっかり秋らしくなり、今年も秩父イワナ採卵の季節が近づいてきました。
今日は5名の会員の方の参加により採卵の事前準備を行いました。主な作業は受精卵を孵化させる設備の整備と設置、給水設備の確認、池の清掃、イワナの移動と尾数の確認等です。思ったより時間がかかりましたが、準備は万端で採卵を迎えることができます。参加いただいた皆さんお疲れ様でした。
来週はいよいよ秩父イワナ採卵です。会員の皆様ご参加宜しくお願いします。






水量を安定させる為貯水タンクを設置し、
筒型受精卵孵化器4台に配水します。




奥に見えるのが筒型受精卵孵化器です。筒内の流水
を安定させることが卵飼育のポイントとなります。





こちらはおなじみの孵化盆を利用した卵飼育施設。卵全体
に水が流れ十分酸素が行き渡る様に調整します。

調整が完了した孵化設備。各面に底部から
順次水が行き渡る様になっています。





成魚(約280尾)を移動したあと水を抜いて清掃中の上の池。
この後再び水を張り1年魚(約500尾)を入れました。この魚は
全て金山沢で採捕したイワナの子孫で来年から採卵します。



上の池から移動した成魚。1昨年生まれた魚ですが大きい
ものは40cm以上に育ち綺麗な朱斑を持つイワナです。
あまりに元気なので上手く写らないのもいます。
(拡大画像有)
 
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