8月12〜13日、大洞川水系にて、秩父イワナ棲息調査を行いました。当初の予定では魚止めを越え沢を詰めて稜線に上がる予定でしたが、高い確率で雷雨の可能性がある為予定を変更して沢の中程にテン場を設置し軽身での調査としました。目的の1つであった当水系の秩父イワナDNA鑑定用のアブラ鰭サンプルの追加採取(10個体分)も完了し、何とか源流まで調査することが出来ました。
しかし残念なことに源流域でイワナとヤマメの交雑種と思われる個体が確認され憂慮されます。数年前何者かによって放流されたヤマメが世代を重ねている事になります。元々ヤマメの生息には適さない場所と考えていましたが、これも地球温暖化の為でしょうか。帰路は尾根越の路を辿り下山しました。
参加された皆さんお疲れ様でした。 |