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 秩父イワナ調査 (2006年8月12-13日)
 
8月12〜13日、大洞川水系にて、秩父イワナ棲息調査を行いました。当初の予定では魚止めを越え沢を詰めて稜線に上がる予定でしたが、高い確率で雷雨の可能性がある為予定を変更して沢の中程にテン場を設置し軽身での調査としました。目的の1つであった当水系の秩父イワナDNA鑑定用のアブラ鰭サンプルの追加採取(10個体分)も完了し、何とか源流まで調査することが出来ました。
しかし残念なことに源流域でイワナとヤマメの交雑種と思われる個体が確認され憂慮されます。数年前何者かによって放流されたヤマメが世代を重ねている事になります。元々ヤマメの生息には適さない場所と考えていましたが、これも地球温暖化の為でしょうか。帰路は尾根越の路を辿り下山しました。
参加された皆さんお疲れ様でした。


難所を越え上流を目指します。


沢の中程に設置したテン場。
初日の午後雷雨となり正解でした。



調査する会員


DNA鑑定用のサンプル採取用具。今回は以前の追加分として
10個体分のアブラ鰭の一部を採取しました。(イワナに最も
ダメージが少ない方法ですが慎重を期します)



源流域で確認したイワナとヤマメの交雑種らしき個体。
(考え様ですが異種イワナだったらさらに深刻です・・・)

(拡大画像有)


以前設置した看板は損傷や流失も無く何よりでした
(写真は車止め近くの物)
 
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