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 2005年秩父イワナ採卵 (2004年11月06日)
今年も秩父イワナの採卵の季節がやって来ました。4年魚約150尾、2年魚20尾、入川金山沢から採捕した親魚10尾、合計約180尾の雌からおよそ15万粒の卵をとることができました。また卵の状態もよく潰卵も殆どありませんでした。例年に比べ採卵した魚の数が多く、途中から雨となってしまった為、作業は夕方までかかってしまいました。参加いただいた皆さんお疲れ様でした。

作業の前に簡単な打ち合わせを行い本日の手順を確認

採卵・授精作業に使う等調液の準備中

飼育池の4年魚。まず雄と雌を選別します

4年魚の雄。まるで鮭のようです。(拡大画像有)
 

4年魚の選別作業中。

選別したイワナを一時保管しているところ

作業の進み具合に合わせてイワナを運びます

埼玉県水産研究所の職員の方が秩父イワナのDNA
研究の為に4年魚の鰭サンプルを採取しています。

採精のため麻酔をかけた雄イワナ

雄から精子を採取しているところ

採卵のため麻酔をかけた雌イワナ

等調液の中に卵を絞ります

不純物や潰卵を取り除いているところ

綺麗にした等調液中の卵に精子をかけます

精子をかけた卵を真水にさらすと授精が始まります。
そのまま暫く吸水させると安定します。

授精卵を慎重に孵化盆に移しているところ。

孵化盆に安定した受精卵。ここで発眼卵〜
孵化までを過します。


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