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 秩父イワナ稚魚の放流(2) (2003年6月8日)

 今日は秩父イワナの稚魚を横瀬川に放流する日です。4月20日に行った入川・中津川に次ぐ今年2回目の秩父漁協との協同放流です。10時に生川の飼育池に集合したのは9名の方達でした。

 始めに中の池を掃除しました。中の池は例年ですと稚魚の飼育に使用しましたが、今年は親魚を雌雄分けて飼育することになりましたので、中の池と下の池を親魚の雌と雄に充てることになり、稚魚は全て放流することになりました。ヤマメは採卵すると死んでしまいますが、イワナは死なないので何回(何年)も採卵することができます。そのため1年おきに稚魚を残せば親魚が絶えることはないのです。

 (写真をクリックすると拡大写真になります。 ブラウザの「戻る」で戻って下さい)

作業開始前に須崎会長から挨拶と今日の予定についての説明がありました。


中の池を清掃

清掃後の一休み。
そして、放流箇所の確認

稚魚の搬送用ケース
(ブクブク付)も準備OK

 放流場所は、正丸トンネル前から上流の3ヶ所に決めました。また、大きな淵は無いので、それぞれの場所では数ヶ所に小分けして放流しました。

 搬送用ケースを傾けると素直に出ていく稚魚と、流れに逆らって奥へ奥へと泳いで水が無くなってもケース内に残っている稚魚もいて、何度も水を入れては流し出すことを繰り返すようでした。元気に育って欲しいと思います。

会員の皆さんが見守る中で放流

広くゆったりした場所を探して放流
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